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ゼミ日帰り旅行に行ってきました♪

9月23日に富山県黒部市の市街地等を巡るゼミ日帰り旅行に行ってきました。
午前中は、「YKKセンターパーク」を見学し、「魚の駅生地」で昼食をとりました。
午後は黒部駅周辺に移動し、「K-HALL」や「K-TOWN」、「PASSIVETOWN」を見学しました。

YKKセンターパークは、YKKグループの黒部事業所の一部を一般開放した施設です。パーク内の丸屋根展示館では、YKKの代表的な製品であるファスナーと窓の製造の仕組みとYKKの創業者、吉田忠雄氏の生涯と企業の歩みについて紹介しています。
丸屋根展示館では、特に明石海峡大橋の排水溝にYKKのファスナーが活用されていることが興味深かったです。橋梁の排水溝には水やゴミが溜まるため、定期的に清掃等のメンテナンスが必要です。明石海峡大橋の排水溝には水や空気を通さないファスナーが取りつけられており、開閉することで排水溝内のゴミを取り除くことができます。久保田先生いわく、一般的に橋梁の排水溝は高圧洗浄機で清掃されることが多いですが、全長3,911mの明石海峡大橋を同様にメンテナンスすることが困難と判断され、ファスナーを活用したのではないかとのことです。YKKは土木構造物にも関わりのある企業でした。

YKKセンターパーク丸屋根展示館前にて(久保田先生の自撮り棒で撮影)

昼食は魚の駅生地のレストラン「航海灯」でいただきました。私は”幻魚と季節野菜天ぷら定食”をいただきましたが、幻魚のぷるぷるとした食感が
美味しかったです。何より幻の魚を3匹もいただけるのは贅沢だと思いました。

幻魚と季節野菜天ぷらの定食

昼食後、黒部市市街地に移動し、黒部駅周辺のK-HALLやK-TOWN、そしてPASSIVE TOWNを見てまわりました。
K-HALLは、黒部駅周辺のまちづくりの一環として計画された多目的施設です。建築物は3本のチューブで構成されており、見る向きによって異なる印象を与えてくれます。
K-TOWNは、老朽化したかつてのYKKグループの単身寮の代わり、建築された低層住宅街区です。A、B、Cの三つの街区で構成されており、全体で100戸の住居が整備されています。
三つの街区の中でも
C街区のある土地は、工場跡地で当時の既存樹木を活かした住居配置がなされています。古くからあると思われる松林が、新たに整備された植栽の中で浮くことなく溶け込んでいる様子から建築計画の良さを感じました。

 

K-HALL外観

K-TOWN C街区の外観

PASSIVE TOWNは、YKK不動産株式会社が提供する集合住宅で、自然エネルギーを活用した設備を積極的に採用することで自然とともに暮らすまちづくりのモデルとして知られています。建物内部を見ることはできませんでしたが、建物の外観からも省エネルギーで快適な住環境をつくる工夫が見られます。例えば第2期街区は、住戸の西側にリビングテラスがありますが、西日のコントロールのため垂直のルーバーを設けています。(西日は太陽が沈むときの日光なので、低い位置から差し込みます。そんなときは垂直の部材の方が日差しを遮る効果が高いと言われています。)
民間企業が省エネルギー等の観点に特化して、集合住宅の街区を複数計画するプロジェクトはあまり例のない画期的なことだと思います。このような取り組みが、今後より県内で実施されることで自然にも人々にも優しい住空間が増えることを期待したいです。(上埜)

PASSIVE TOWN 第2期街区の外観


2021.9.28
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